住宅のリノベーション設計に着手しました。
今週からつくば市内の住宅のリノベーションの設計が始まりました。
建築材料の価格が不安定な時期ですので、できるだけコストを抑える仕様を考えながらメリハリをつけた設計を進めていきたいと思います。
そんな中、3年前にリノベしたお宅から床下の白蟻被害の連絡があり、日曜日に状況確認してきました。基礎や土台は既存のままとした建物です。
家を住み継ぎ活用する事はすばらしいですが、それぞれの材料は年数を経たもので、使い続ける事で様々なリスクも生じます。
設計者として新築以上に気を使った設計をしないといけない事を改めて感じました。
茂垣
竣工写真を撮影しました
まもなくお引き渡しになる八郷の家の竣工写真を撮影しました。
障子越しの光はやさしい
以前古民家のリノベーションをした時に、処分する建具を幾つか頂いたものを事務所の窓に設置しました。
単板ガラスの窓なので、この時期冷気がじわりじわりと室内に入り込み、暖房をつけても足元が寒かったのですが、障子をつけた事で暖房効果はかなり改善かれました。
さらに、障子紙を通った光はやさしく温かな感じで、事務所の雰囲気が良くなった気がします。
昔の家は断熱が薄い分、寒さ対策や光の調整など様々な事が考えられていて、今の家を設計する際に参考になる事が沢山あります。そしてやっぱり雰囲気が好きです。
古いもの、考えをうまく取り入れながら新しい家も設計を進めたいと思います。